宮城県石巻市の仮設住宅&復興公営住宅向けに無料情報紙「石巻復興きずな新聞」を発行し、ボランティアによる手渡しで配布する活動を行なっています。ボランティア募集中。

Q&A

【Q】仮設住宅ってどんなところ? 家賃はかかるの?
【A】
応急仮設住宅に居住できる期間は、法律により2年間と決められています。しかし、過去の災害では、2年間ですべての居住者が出て行ける状況にはなっていません。阪神淡路大震災のときは、仮設入居者がゼロになるまでに4年10か月かかりました。

政府は入居期間を1年間延長し、さらに県と各市町村が必要と認めれば1年間ごとの再延長を認めています。石巻市では復興公営住宅の建設が遅れていることなどから、さらに延長される見込みです。
仮設住宅は県の所有物で、市が管理・運営を行っています。家賃は無料、光熱費は居住者負担。家族構成などにより、部屋のタイプが異なります。

仮設住宅には、各戸に生活家電6点セット(洗濯機、冷蔵庫、テレビ、炊飯器、電子レンジ、電気ポット)が赤十字から寄贈されているほか、生活するうえで最低限必要な生活用品(布団、ミニテーブル、食器など)があらかじめ搬入されています。

仮設住宅は、津波被害のなかった市の所有地に建てられているほか、個人所有の土地にも建てられています。土地の持ち主が2年間の契約期間後に返却を求めた場合、居住者はその仮設住宅を立ち退き、別の仮設住宅に引越さなくてはなりません。

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【Q】復興公営住宅ってどんなところ?
【A】
復興公営住宅とは、災害により住宅を滅失し、自力での住宅再建が難しい方の為の、公的な賃貸住宅です。基本的には市営住宅と同様となりますが、所得による入居制限が緩和されています。低所得者に対しては数年間の家賃の低減化が図られます。

石巻市では4,500戸の復興公営住宅が必要とされており、現在約3,500戸まで完成しています。仮設の入居率が下がり(約3割)、団地内に知人友人がいなくなってしまった仮設住民の方も増えてきました。そんな状況の中、仮設住宅に暮らす住民さんには不安や焦り、寂しさを抱えている方が多くいらっしゃいます。

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【Q】仮設住宅にはどんな課題があるの?
【A】
過去の災害からも、震災前>避難所>仮設住宅>復興住宅に移る過程の中で、コミュニティは3回崩壊するといわれています。阪神淡路大震災のときには、仮設住宅での孤独死が233件、復興住宅での孤独死が1,000件以上ありました。そのほか、ストレスによるアルコールの問題や引きこもりなどの課題があります。

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【Q】ボランティア活動ってどんなことするの?
【A】
私たちの活動は、定期的・継続的に活動を支える市民ボランティアと、短期で遠方から訪れる県外ボランティアによって成り立っています。
活動内容は、仮設住宅や復興公営住宅を訪問し、住民さんに新聞をお届けする「新聞配布ボランティア」、取材して新聞の記事を執筆する「記者ボランティア」、事務作業やデータ入力を担う「事務ボランティア」などがあります。
ご自身の得意分野やペースに合わせて活動することが出来ます。
詳細はコチラをご確認ください。

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【Q】遠方に住んでいて、短期でしか活動できません。ボランティアって長期でやらないと、現地の役に立てないのでは?
【A】
現地に長期で滞在して活動する支援者も、短期のボランティアも、両方必要だと思います。
長期で活動し現地の状況や課題を知る人がいるからこそ、短期のボランティアがスムーズに活動できたり、よりきめ細やかな支援ができるというメリットがあります。
一方で、全国から訪れる短期のボランティアが大勢いるからこそ、住民さんは「自分たち(被災者)はまだ忘れられていないんだ」と思え、それが心の支えになることもあります。

発災から時間が経ってくると、メディアの報道も減り、住民さんの中には「自分はまだこんなに大変な生活をしているのに、被災地はもう忘れられてしまっているのだろうか…」という思いを抱えている方は少なくありません。
「忘れていないよ!応援しているよ!一緒にがんばろう!」という気持ちを行動に表したボランティアの存在は、住民さんの大きな心の支えになっていると思います。

私たちの団体では、今でも年間150人ほどの県外のボランティアを受け入れしています。
活動を希望される方はコチラをチェックしてみてください。

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【Q】活動資金はどうやって確保しているの?
【A】
私たちは長期で、安定的に、きちんと責任を持って活動にコミットしていくために、助成金を得て活動を行なっています。
ただ、助成金は使用用途に制約があったり、単年度でしかも途中で空白期間があったり(4~5月に申請して、6月~翌3月までの活動経費が対象など)するため、寄付金などの自主財源を得ることも重要だと思います。

私たちは団体立ち上げ時にクラウドファンディングで資金を集めました。お金そのものももちろん有難く、大変助けになりましたが、それ以上に支援者からのメッセージに励まされましたし、「大切なお金をお預かりして、活動していくんだ」という気持ちになり、身が引き締まる思いでした。今も東北に想いを寄せてくださる方がいることに大変感謝です。

なお、活動に賛同いただける方からのご寄附を受け付けています。
詳細はコチラをご確認ください。

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【Q】いつまで支援を続けるのですか?
【A】
私たちは、「仮設住宅があるうちは真の復興とは言えない」のではないかと考えています。だからこそ、前の団体から活動を引き継いで今の団体を立ち上げたときに、「『最後のひとりが仮設住宅を出るまで』を目標に活動を続けて行こう」と決めました。
新しいことを「始める」より「続ける」ことの方が10倍大変ですし、「お金(活動資金)」と「人(担い手)」がないと、こういった非営利の活動は続けられないので「絶対に最後まで続けられる」という保証はありませんが、気持ちの上では「最後のひとりが仮設住宅を出るまで」と思っています。

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