新型コロナウイルスの影響が各地に広がっています。
石巻復興きずな新聞では、下記の通り、規模縮小や感染対策徹底した上で、活動を行なうこととしました。

<<石巻復興きずな新聞舎の3月の活動>>
◎新聞は通常通り発行し、下記の感染防止対策を徹底した上で、できるだけ戸別訪問で配布する(宮城県内でも感染者が多発する等、状況が変われば全戸ポスティングに切り替える)。
◎下記の感染防止対策を徹底した上で、県外からのボランティア受け入れも行なう。
◎集会所でのサロン活動(お茶っこ、イベント)については、中止する。

<<新型コロナウイルス感染拡大防止対策(ボランティア向け)>>
【1】家族・職場・学校に感染者が発生した場合は、活動に参加しない

【2】活動日の朝検温を行ない、37.5℃以上の発熱がある人は活動に参加しない。発熱がなくても風邪のような症状(咳、くしゃみ、喉痛等)がある場合も活動に参加しない

【3】手洗いセット(ハンドソープ、キッチンペーパー、ゴミ袋)※を各自携帯し、正しい手洗い※を徹底する
◎手洗いのタイミング…料理や食事の前、咳やくしゃみ、鼻をかんだ後、トイレの後、外から戻ってきたとき、不特定多数の人が触る場所を触ったとき

【4】アルコール消毒剤※を各自携帯し、手指消毒を徹底する(手が荒れるので、各自ハンドクリーム等を用意する。手荒れは菌の温床になるので注意!!)

【5】お茶っこ(住民さんのお家に上がってお話すること)は原則しない。よく知っている住民さんで、関係性や状態(うつ気味など)を考慮しお茶っこした方がよい場合は、上がらせてもらってすぐに手を洗わせてもらう。住民さんにも消毒などに協力してもらう

【6】活動日の朝「消毒担当」を決め、車に乗るとき、事務所に戻ったときに皆が手で触る場所(ドアの内側、シート、電気のスイッチ、ドアノブ、携帯電話など)を消毒する

【7】車内に飛沫が付く可能性を減らすため、車に乗るときは、できるだけ全員マスクを着用する。窓を少し開けるなど、必ず換気をする

※体温計、手洗いセット、アルコール消毒剤は団体で用意します。ハンドソープや消毒剤の減った分は、詰め替え用から補充して戻してください。

※正しい手洗いについては、厚生労働省の手洗いガイドラインを参照すること(コメント欄)。

※マスクは予防に効果がない(むしろマスクを触ることでウイルスが手に付いて危険)という説があるので、活動中のマスク着用は義務にはしません。どうしてもマスクをしたい人は「マスクの表面(内側も外側も)を手で触らない」「マスクを付けたり外したりした後は、必ず手を消毒する」などを徹底してください。

※コロナウイルスは空気感染はしないので、ほとんどが「接触感染(=ウイルスが付いた手で目鼻口を触ることによる感染)」です。「手にウイルスが付かないようにすること(手に付いたウイルスをすぐに除去すること)」で感染のリスクを大幅に下げることができます。自分の身を守るため、人に移さないために、手洗い消毒を徹底しましょう。

<参考>
◆厚生労働省 新型コロナウイルス感染症について https://www.mhlw.go.jp/…/seisak…/bunya/0000164708_00001.html

◆ユニセフ|感染症予防に、正しい手洗いを 石けんを使って「20秒以上」
https://www.unicef.or.jp/news/2020/0023.html

◆文系女編集者がわかるまで感染症医に聞いた「マスクが新型コロナ予防にならない」理由 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/70917

◆なぜ「若者」に注意喚起したんですか? 専門家会議の中の人に聞いてみた
https://headlines.yahoo.co.jp/hl…

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どんなに対策を講じたとしても100%はないので、新聞発行日のギリギリまで迷いましたが、こんな時だからこそ、住民さんに笑顔と元気をお届けしたいと思いました。

支援活動を行なう団体の関係者の方々の多くが、苦しい決断をしていらっしゃると思います。
感染防止策など、少しでも参考にしていただける部分があれば幸いです。

一日も早く事態が収束し、明るい日常が戻りますように。

(編集長 あき)

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