東日本大震災の大津波で3人の子どもを失った渡波の遠藤伸一・綾子さん夫妻。悲しみを心の引き出しにしまい、地域住民有志と復興支援団体「チームわたほい」を結成し活動しています。
その二人の物語が児童向けのノンフィクション「かがやけ! 虹の架け橋」(アリス館、1300円+税)として出版されました。児童文学作家の漆原智良さんが執筆し、事実確認など綾子さんも協力しました。
作品には地震発生から大津波、避難所生活、チームわたほい、木工職人の腕を生かして製作した虹の架け橋のことなどが綴られています。
伸一さんは「つらい思いは一生終わらない。人に簡単に話せるものではない。本にしていただいたことで、人間の温かさに救われたことが伝わればうれしい」と語ります。綾子さんは「日常の幸せに気づいてほしい。それを考えるきっかけになればうれしい」と話しています。
書籍は石巻市内の書店などで購入することができます。
(石巻復興きずな新聞第32号より)
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石巻復興きずな新聞舎の事務所で、この「かがやけ!虹の架け橋」を販売中です。
すでに今月来たボランティアさん達が購入してくださって、のこり数冊です。
生きる意味を考えさせられる本です。
ちなみに、綾子さんはきずな新聞の配布に参加してくださっているボランティアさんでもあります^^
綾子さんの笑顔は、いつも周りの人を明るい気持ちにさせてくれます。
私は会うたび「生きててくれて、ありがとう!」って思っちゃいます。
遠藤伸一さん、綾子さんが運営している復興支援団体「チームわたほい」のFacebookページもぜひ見てみてください☆
https://www.facebook.com/teamwatahoi/
(編集長 あき)
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