早いもので、今年ももう2月ですね。
毎年2~3月は一年で一番いそがしい時期です。
助成金の報告書や申請書の準備に追われつつ、学生の春休みということで県外ボランティアさんの受け入れも多く、さらに取材や講演や視察のご依頼も多くいただくので、毎年あまり記憶がありません…笑。
今年も2〜3月にかけて、講演やイベントがいくつかあるので、ご紹介します。
特に今年は関西や愛知でお話させていただく機会をいただきました。
普段なかなかお会いできない方も、この機会にお会いできたら嬉しいです。
(編集長 あき)
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●2/20~3/3 asaco caco展~花tabaⅡ~にて「石巻復興きずな新聞」コーナー設置 <名古屋>
きずな新聞のボランティアで何度も石巻を訪れてくださっている愛知県のasaco cacoさんが、名古屋で個展を開催中。その会場で、きずな新聞のバックナンバーの展示や募金箱の設置を行なってくださるとのことです。私も3月1日(金)は終日会場にいる予定です。
asacoさんの絵はもちろん、会場のギャラリー366さんも、心がほっとする優しい空間です。ぜひ心癒されに行ってみてください。
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<asaco caco展~花tabaⅡ~>
期 間:2019年2月20日(水)~3月3日(日)11時~17時 ※2月25日(月)・26日(火)お休み
場 所:ギャラリー366(名古屋市千種区東山元町2丁目94メゾン101)
http://gallery366.com/
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●2/28 ソーシャル・イノベーションをテーマにしたトークイベントに登壇 <大阪>
私が昔所属していた大学オーケストラの先輩で、今は大阪大学で経営学を教えていらっしゃる中川功一さんが定期的に企画・開催しているイベントに呼んでいただけることになりました。「ソーシャル・アントレプレナー(社会起業家)」がテーマなのですが、私は強い意志を持って団体を立ち上げたわけではなく、いつの間にか団体を立ち上げることになってしまっただけなので、「ソーシャル・アントレプレナー」と呼ばれるのには違和感大なのですが…苦笑。関西で石巻のお話をする機会はなかなかないので、お引き受けすることにしました。懇親会もあるそうなので、皆さんとお話できたらうれしいです。
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<ソーシャル・アントレプレナー~社会的弱者に寄り添う新しいイノベーションのかたち~>
人材も資金も、ソーシャルなこと、つまり「社会課題の解決」に集まる時代。 かつての「儲けのニオイをかぎつける人」というアントレプレナーのイメージは、今日では大きく転換しました。起業は課題解決の手段、アントレプレナーは「社会に新しい価値を生み出す人」と捉えられるようになっています。しかし、そうした社会課題に立脚する志ある取り組みだからこそ、事業をサステイナブルなものにするためにこそ、商売の技術や、経営手腕が求められます。 社会性と商業性を兼ね備えたソーシャル・イノベーションの実現者たちをお迎えして送る、新しい事業創造のトークセッション!
日 時:2019年2月28日(木)18時~21時
会 場:billage OSAKA(大阪市中央区本町4-12 東芝ビル8F)
登壇者:岩元暁子(石巻復興きずな新聞舎 代表)/新田昌広(ギフテッド・トレラグループ 代表)
司会・コーディネーター:中川功一(大阪大学大学院経済学研究科 准教授)
参加費:無料 (懇親会は1000円)
詳細・申し込み:https://billage.space/events/5c3044af65dcc5d716b7e9e6
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●3/9 東日本大震災復興支援イベント「第7回 心ひとつに3.11」にて講演 <愛知県大府市>
近い将来、南海トラフ地震の発生が懸念されている東海地方。きっと皆さん、防災に対する意識も高いと思うし、もしお話を聴くなら、実際に被災された方のお話を聴いた方がいいんじゃないかなと思ったのですが、今回は「支援者」の立場から見た被災地の話が聴きたいと仰っていただき、私にしかできない話もあるのかなと思って、お受けすることにしました。パネル展示や東北物産市、東北の食材を使ったランチの提供もあるとのこと。また夜は新地で追悼式典があり、キャンドルに火を灯したり、灯籠流しを行なうそうです。震災から8年が経つ中で、東北に想いを馳せてくださる方々がいるのは、本当にありがたいです。
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<東日本大震災復興支援イベント 第7回 心ひとつに3.11>
日 時:2019年3月9日(土)10時~15時(岩元の講演は13時~15時)
場 所:大府市民活動センター「コラビア」
詳 細:https://www.facebook.com/kokorohitotsuni311/
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●3/9 東日本大震災語りべシンポジウム「かたりつぎ〜朗読と音楽の集い〜」 <仙台市>
東日本大震災の記憶と記録を後世に伝え残す、東日本大震災語りべシンポジウム「かたりつぎ〜朗読と音楽の集い〜」が仙台で行なわれます。私は被災者ではないのですが、震災直後のボランティア活動の様子を原稿にまとめていただき、女優・竹下景子さんに朗読していただけることになりました。ご縁に感謝。
私は残念ながら、この日愛知で講演なので参加できないのですが、宮城県内にいらっしゃる方はぜひ足を運んでみてください。入場無料ですが、事前に申し込みが必要とのこと。またUstream(インターネット)の配信もあるそうですので、遠方の方も良かったらご覧になってください。
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<東日本大震災語りべシンポジウム かたりつぎ〜朗読と音楽の集い〜>
今回で8回目となるこの催事は、「みちのく震録伝」の取材した証言記録を、聴きやすい「詩」に編集し、女優の竹下景子さんが音楽とともにメッセージしていく企画です。この事業は、講演や「みちのく震録伝」の取り組みの報告を盛り込み、学際的な企画として構成しています。多くの方に、東日本大震災の実際の体験が語り継がれ、今後の防災、減災教育に役立てられるとともに、震災にまつわる物語の『語り部』育成へとつながることを期待し、被災地復興に向けた様々な取り組みを紹介する場としています。
日 時:2019年3月9日(土)14時30分~16時30分
場 所:宮城学院女子大学 大学講堂
詳細・申し込み:http://www.shinrokuden.irides.tohoku.ac.jp/…/kataritsugi20…/