今回は、私(編集長)が7月16日~8月6日まで倉敷市の緊急支援で石巻を不在にいていた中で発行されました。
編集長がいなくても、ちゃんと新聞が発行されるなんて、うちの団体も成長したものです…!!感動…!!(というか、ご迷惑をお掛けして、すみませんmm)

記事を書いてくださった皆様、編集をほぼ全部やってくれた副編集長、ありがとうございます!!



というわけで、今回のトップの記事は、記者ボランティアの西川優花さんに書いてもらった「大川伝承の会 語り部ガイド」。
私も参加しましたが、語り部の鈴木さん、佐藤さんの「伝えたい!」という気迫と真剣さに、思わず引き込まれる2時間でした。
参加者の方は県外の方が多かったようですが、私はぜひ石巻の方にも、この語り部の会に参加いて欲しいと思います。
私はこの7年間、何度も大川小には足を運んでいましたし、新聞やテレビの報道を見たり、実際にご遺族の方にお話しを聞いたりして、大川小のことは知っているつもりでした。
ですが、大川伝承の会さんの語り部ガイドは、あの日の出来事がどんな報道よりももっと細かく伝えられ、今回初めて知ったこともたくさんありました。
また震災前の大川小がどんなに幸せで普通だったかも伝わって来ました。
だからこそ、「自分事」として捉えることができたし、災害の恐ろしさや備えの大切さを実感することができました。

こんなに大きな災害があったのだから、石巻に生きる人たちは、世界で一番防災意識が高い市民でなきゃないんじゃないかなと私は思います。
そのためにも、一人でも多くの石巻の方がこの場に足を運び、語り部の方々の話に耳を傾け、あの時どうしたらよかったのか、これから自分たちは何をしなくちゃいけないのかを考えて欲しいと思います。
あ、私も今は石巻市民なので、私自身も学び続け、伝え続けていきたいと思います。

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(編集長 あき)

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